絶対醤油!
アジフライ。
社会人なりたての頃、同僚と酒の席でもめた。
アジフライにはソース!
VS
アジフライには醤油!
である。
その夜この件で白熱した。
ちなみに私は「アジフライには醤油」派である。
ソースなんて考えられない。
アジフライ。中身は魚だぞ。
魚にソース・・・全くありえん
そいつの言い分は、
コロモで包まれているから、有無を言わさず
ソースでしょ!と。
これだから東京もんはいかん。
アジフライをなぜ外見だけで判断する?
外見のコロモだけをみてバカの一つ覚えみたいに
コロモだからソースだなんておかしくねえか?
私は熱く語った。 そして続けた。
コロッケやトンカツだったらソースかけるのはよくわかるよ。
でもコロモの中身は、魚だよ。
なんでその魚にソース?魚だったら有無を言わさず醤油だろうが!
おまえには日本人の心がないのか?
和の心がないのか?
これはな、人間を外見で判断するな。中身を見よ。と同じ事だ。
せっかくのうまいアジフライがソースかけた瞬間、うまさが全部逃げて
しまうんだぞ。
この夜、白熱した。そいつも決して曲げなかった。
運ばれてきたアジフライに半分ずつ、醤油とソースをかけた。
境目に醤油とソースが混じり合ってしまい、同僚とまた言い争いになった。
今考えれば、皿にはアジフライが2枚載っていたのだから
1枚ずつ分ければよかったのだが。
2枚とも同時に、半分ずつ醤油とソースをかけてしまったのである。
今後も「アジフライには醤油」は変えない。