鬼08

「でもあんなにこの島が気にいって、島の者達ともうまくやっていたあの鬼がなぜ?」浦島太郎は腕組みしながら、足で亀の甲羅をぐりぐりやってた。かなり亀のことを恨んでいる。
「桃太郎さんよ、あまり鬼の事に首をつっこまないほうがええぞ」足蹴にされている亀が言った。