ふるさとへ8
特攻平和会館。
約1,000人の若者がここから飛び立った。敵艦に突っ込めたのはたったの1割だったという。あとの9割は敵艦にたどり着くことなく撃墜されたという。たくさんの若者の遺書が展示してありました。
特攻前夜ここで酒をくみかわし、裸電球の下で遺書を書いたという。自分がもしその時代に生まれてここにいたとしたらと考える。明日死ぬ事を考えたら怖くて怖くてきっと一晩中ガタガタ震えていただろうと。
振り返る。
18才の時何をしてた?
19才の時何を思って生きていたんだっけ?明日死ぬ事を考えた事があったっけ?平和が空気のように当たり前だった。
その若者達の遺書を読んでいたら涙がポロポロこぼれてきた。
あべちゃんもさ、ここにきて彼らの遺書を片っ端から読んでみなよ。日の丸は二度と戦争を起こしてはだめなんだよ。