鬼20
不気味なその声は、それっきりしなくなった。
桃太郎は、井戸にもたれて、月夜の空を見上げた。
いったい何しにこの島にきたのやら・・・
桃太郎はタバコに火をつけたとき、浦島太郎の家から太郎の声が!
「そんなことをあの鬼はやってたのかぁぁぁああ!」
なんだ?なんだ?どうしたんだ?
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「そういうことじゃよ。太郎。。。。。すし太郎」
「すし太郎じゃねえ」
「村から追い出されたんじゃ。。島から追い出されたんじゃ。。」
「村のみんなは知ってるのかぁ?」
「一部の連中は、一連の事情は知っちょるわい。一部の連中じゃけどな。じゃがおまえが竜宮城に行ってウハウハして島に帰ってきて玉手箱開けて、一瞬にしてじじいになったことは、島中のみんなが
知っておるぞ。ネットにも流れてるらしいぞ」
「ま、まじかぁぁああ?」