鬼28

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7人の小人の長男の正樹は兄弟に言った。

「まだ直樹の居所はわからんのか?」

茂樹が答える。

「兄貴!携帯がつながりません!」

正樹「あいつ料金滞納してたのか?」

茂樹「へへへ。。あいつらしいや」

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秀樹「ちょっと待って。オレの携帯からは直樹の携帯へ呼び出し音が聞こえるぞ」

正樹「おい!茂樹。おまえが料金滞納で使用不能じゃないのか?」

茂樹「おっとっとと。。あっしの携帯が。。そりゃまた失礼!」

正樹「前から思っていたが、おまえのしゃべりむかつく!」

秀樹「ハウスバーモンドカレーだよ~ 」

正樹「秀樹。おまえも、もうしゃべるな!」

秀樹「秀樹!感激!」

正樹「おい!秀樹。さっきからオレの携帯が鳴っているけど、まさか直樹に電話したつもりがオレに電話してないよな?」

秀樹「あれれ? ま、まちがったかぁ。。。こりゃまた失礼」

正樹「おまえ、バッタのエサにするぞ!」

秀樹「兄貴ぃ、それだけは勘弁を。。。っていうかそこまで小さくねえし」

正樹「ばかだなあ。。おまえが兄弟の中で一番小さいんだよ。おまえだけだぞ身長1メートルに満たないのは!」

秀樹「こういう時に身長の話はやめてくれよ。。結構コンプレックスなんだから」

正樹「今度シークレットブーツ買ってやるから、もうちょっとまじめに話し合いに参加してくれないか」

秀樹「まじで?了解! ハウスバーモンドカレーだよ~」