私の場合はこうでした。3

そしてこの病院では断面検査のMRIだけじゃなく3次元のMRA検査も実施した。そして生まれて初めて観る脳の3次元データ。いや~感動。先生いわく、「あっちの病院で血管ボロボロって言われたんですか?そんなことないですよ。キレイですよ。大丈夫です。」その一言に救われたなあ。と同時にあっちの藪医者に対してメラメラと怒りがこみ上げてきた。先生は続けた。「あなたは過去脳こうそくは2回やってますね。で今回は3回目ですよ」えっ?うそ?あっちの病院では2回目と言われたけど3回目だったんだ。いや~覚えがないな。全然!それから4年。今のところ4回目の脳こうそくは起きてない。でも3回目はとても軽度なものだったけど後遺症はさすがに残る。それも右手に。直後よりはだいぶ回復したけど、まず字を書くこと。昨年会社の上司から「もっと丁寧な字を書くように!取引先から字が汚くて読めないって連絡がきたぞ」と言われた。みゆきさんからも先日、字が汚くなったねと言われた。
早く書こうとするとさらに汚く。。。ちくしょう。パソコンもついつい指が余計なキーを押すのは時々ある。いや時々じゃないな。結構あるかあ。。。
他の実害はギターを弾く右手の指。早めのスリーフィンガーは無理。指動かず。さらに弾いてはいけない弦まで指がひっかかる。こんな事しよっちゅう!

へこんでもしかたない。いのちがあっただけでもうけもん。まだまだよのなかには重篤な後遺症に悩ませられている人はたくさんいる。そんな人たちに比べたら100%回復というのは贅沢。これで十分!十分!

幼なじみと飲んだ。そいつはクモ膜下出血で半年入院。後遺症は重い。二人で飲んでいたら盛り上がって後遺症の自慢大会になって笑ったなあ。まあクヨクヨしてもしょうがない。決してへこまず、へこたれず、今の自分を受け入れ、笑おう。笑おう。ストレス抱え込まず笑おうって。おしまい。