ギター道場1回目(みゆき編)
みゆきはギター歴1年4ケ月。
ギター始めて3ケ月で昭和デビュー。長渕の素顔で昭和デビュー。
私の妻だから、言うわけではないが飲み込みは早い。
自分がギター覚え立ての頃より、数段上かなとも思った。
でも飲み込みは早いが、そこからの上達スピードが鈍るタイプである。
ギターを始めてある程度コードを覚えると、楽しくなって次々に
いろんな曲に手を出してレパートリーだけを増やして行きがちになる。
それはやめさせた。徹底的に1曲を練習する。
昭和でも客から「また♪素顔♪かぁ」と呆れたかけ声が聞こえてきたけど
気にするなと。最初の頃は素顔ばっかりやらせた。
その曲の中で、徹底的に基本を学び、小技を学ぶ。
レパートリーだけ増やして行っても、本人は満足してもギターはうまくならない。
聞いているほうも、またつまらない。
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みゆきは、ものおうじしないタイプではあるがやはりステージに上がると
緊張して家で出来ていることの70%くらいしか力を発揮できない。
これはしょうがない。あたりまえの事である。また
お店のギターと家のギターでは弾き心地違うのか、6弦を弾くときに音が
びびる事がある。ハマリングもきれいに音が出ない事も。
年数重ねていけば、違うギターで弾いても弾き心地の違いは、すぐ修正できるように
なるだろう。
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コードをおさえるとき、気をつけなければいけないことは、
コードによって、たまにフレットの上を押さえているときがある。
もちろん音は鳴らない。特に1弦から3弦。
フレットとフレットの間の真ん中あたりを押さえる癖を。
課題曲間奏のAm7をスライドさせるときの音がまだ汚い。
Am7の音をしっかり出してからスライドさせるように。
エンディングDのスリーフィンガーのリズムがまだ安定してないので
「タン・タカスタタン」と口ずさみながら弾いてそのリズムを
指に覚えさせてください。
Emの5弦4弦の連続ハマリングもきれいに音が出ていません。
しっかり元の音をだしてから、指でおさえるように。
連続ハマリングだからと言ってあわてる必要はありません。
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演奏曲は あばよ 雨 杏村から
演奏曲は変更ありで最近、中島みゆきシーサイドコーポラスから
森高千里の雨に変更しました。
ギターも歌も大丈夫なのは「あばよ」だけです。この曲はだいぶ安定して
きました。間奏エンディングの1弦の音も丁寧に鳴っています。
昭和でも安心してこの歌は聴けます。
杏村からはイントロの1弦がまだきれいに出ないときが多い。
誤ってフレットに指が乗っていたり、押さえ方が甘かったりするのが原因です。
イントロ・間奏の部分なので、しっかり目視しながら弦を押さえるように。
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今回は乙女ライブという発表会です。お客さんにもそのつもりで観にきて
いただきます。演奏レベルが低くても全然かまいません。だけど
今後ちゃんとしたライブをやるには、今のレベルをさらにあげなければいけません。
単純で飾りっ気のないギター演奏で曲を並べてライブをやっても、
お客さんは退屈なだけ。それをカバーするだけの歌唱力あればまた別だが。
などと偉そうに言うが、当の私はたいした事はない。
みゆき、がんばれ!