鬼24
じゅうべいの家にたどり着いた浦島太郎は、
じゅうべいを外に、呼び出した。
めんどくさそうに出てくるじゅうべい。
「なんじゃ、太郎!回覧板だったら、嫁に渡せぃ」
太郎はニヤニヤしながら、じゅうべいに聞いた。
「おまえ、相変わらず女癖が悪いらしいなぁ~ たまにこの島にやってくるへったくそな三味線弾きの女にうつつをぬかしてるそうじゃないか?」
「ふ~ん。。そんなことしらんなぁ~」
「おまえの嫁にばれたら、どうなることやら~ 見物だねえ。。」
「おまえには関係ないだろう! さあ、帰った!帰った!」
「まあ、気をつけるこった。大事になったらおまえも島から追放されるぞ。そのへったくそな三味線弾きの女から早く手を引くことだな」
「おい!太郎! へったっくそ、へたっくそって言うな! 自分ではうまいと思っているんだから」
「そうか、がははは!おめでたい」
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与兵は桃太郎に言った。
「桃太郎さんよ、あんたはこの島の客人だ。 こんなところで野宿させるわけにはいかん」
「泊めてくれるのかい」
「隣の納屋で悪いが・・・」
「どっちが納屋だよ。。」
「それ以上の侮辱はゆるさんぞ! スシ太郎!」
「・・・・・・・」
「おやおや、今度は笑わぬか・・・」