かごしま⑦
55歳の同窓会も終わった。
次は60才の同窓会かな。。。
定年になったら必ず帰ってこいよ!何人かの友人が言った。
高校を卒業して大学や就職で他県に散っていった連中もまた帰省を
考えている。
月曜日。今日は朝から妻と二人でお出かけ。
親父の軽自動車で。
2年前に行った知覧の特攻記念会館へ再び。。
台風一過の翌日は朝からいい天気。雲一つない青空の下。
田舎の信号のない1本道をまっすぐまっすぐ1時間弱で到着。
72年前名も知らぬうら若き若者たちがここから沖縄へ
飛び立った。私が生まれるたった17年前の時代。
記念館の中には、海から引き揚げられた機体が展示してある。
この飛行機に200キロの爆弾と片道分の燃料を積んで
南の空へ飛び立った。
日本のためにと
家族のためにと
恋人のためにと
敵艦に突っ込めたのはわずか1割。
残り9割は空で撃ち落とされたという。。。
記念館の中にはたくさんの遺書が展示されている。
当時の日本軍の検閲をパスされた遺書ばかりでどれもこれも
泣き言一つ書いてない。
両親への恩
兄弟たちへの思い
がほとんどだった。
遺書を読んでいると自然と涙がポタポタ流れてくる。
この人達の命のおかげで戦争が終わったのだと。
この人達の命のおかげで70年も日本は平和だった。
思います。
現国会議員の皆さんはここへ来て、みんなの遺書を片っ端から読め!と。
恥ずかしくないか?
やれ制裁だ!圧力だ!と他国を追い込み
まるで戦争でも始めたいみたいだ。
もし戦争始まったら、まずおまえら議員が敵と戦えよ。と言いたい。
そんな覚悟を持った議員がどこにいる?
北情勢で緊迫した昨今にもかかわらず、政権争いをしているこの国は
まことにおめでたい限りである。
戦争は絶対起こさせない!もし戦争が起きて国民1人でも死んだら
政党全員腹を切ります!という覚悟を宣言する政党に
選挙の一票を投じたいと私は思います。
いかん。
いかん。楽しい旅日記がどんどん怒りに満ち溢れてきたので
とりあえず「かごしま⑦」はここでSTOP!