私の場合はこうでした。

5年前府中のワンルームマンションで1人暮らし。毎晩飲んだくれ酔いつぶれ食生活もめっちゃくっちゃ。おかげで糖尿病も絶好調!ある日の朝、起きて枕元に置いてある缶コーヒーを飲もうと、手を伸ばしたら、つかめない。正確には右手の親指が全く動かない。痺れはなかったけど全く動かなかった。他の指は全然大丈夫だったんだけど。。あんまり気にすることなくそのまま出勤。午前中で徐々に親指は動くようになって夜には完全復活。その夜昭和のカウンターにトミーに話すと「それ、まずいですよ。。」と。だけど今は全然普通に動くから別に病院へ行こうとは露にも思わずで。
それから半年後みゆきさんと結婚した頃、ある夜昭和のステージで唄っていたら何か唄がおかしい。ギターはいつも通りだったけど。席に戻ってきた私にボスが「なんかろれつがまわってなかったぞ!飲みすぎ!飲みすぎ!」と笑った。次の日も昭和へ。またまたろれつがまわってなくて。これは飲みすぎじゃない。何か何か変だ!と。
そして次の日、別な症状が会社でボールペンで字を書こうとしたら、あれ?あれ?ちゃんと字が書けない。自分で言うのもおこがましいが、私は普段字はうまいほうだ。それが今、書いた字は?何?これ?こんなヨタった字。へったくそな字。それに横に字を並べて書こうとしてもうまく右手が右にずれてくれない。おかしいぞ。ペンを置いて右手をグーパー。グーパー。繰り返して。うん特に問題はないし。痛みもなければ痺れもない。続いてパソコンで取引先へメールを。冒頭に「お世話になっています。。」とキーボードを打つつもりが指が全然違うキーを押して画面にはへんてこな文字列。鈍感な私でもさすがにこれはまずい!と。携帯電話でメールを打とうとしても同じ症状。親指が歯がゆいほど思い通りに動かず。次の日人間ドックで最後の診察の時に、医者に話したら顔色一変。「あんたね、人間ドッグに来てる場合じゃない。今からすぐに脳神経外科に行きなさい!」と。