かごしま⑤
枕崎の味処「一福」
いっぷくと呼ぶ。
帰省するたびに毎回1回は来る。毎回夜なんだけど
今回はお昼に。
このグロテスクな料理。
「かつおのびんた味噌煮」
びんたとは鹿児島弁で「頭」を指す。
6年前初めてこれを食べた時のみゆきさんが今でも頭に浮かぶ
「こ、これ!すごくすごく美味しい!!!!!」
ちなみに私はコレ苦手。私の弟も苦手。。
みゆきさんはこれを食べ始めると黙り込み、食べることに集中。
鹿児島はほんと美味しい料理ばっかり!と。
そうかなあ?鹿児島の料理の味は私ダメ!ダメ!という人も結構多い。
現に私の弟の奥さんがこのタイプ。
常日頃から、鹿児島に帰省したら私は食べるモノがない!と言ってるのも事実。
私はコレ。
かつおの腹皮の塩焼き 380円
東京のある郷土料理の店では1000円以上で出している。
芋焼酎にぴったり合う料理。
でも私はハイボールで。
うん!うん!ハイボールには合わないな。。
これはかつおの腹皮の天ぷら
鶏の唐揚げ。見た目普通。
食べてジューシー。
私のおすすめはコレ!
もどりかつおのトロの刺し身。800円
なんたって新鮮!脂が乗って!
カツオ好きじゃなくてもこりゃたまらんですよ。
東京のスーパーに並んでいるものとは明らかに格が違うな。
「地」のものはやはりその「地」に行って食べるべし!
のお手本。
私の両親は美味そうに食べているみゆきさんに目を細めてる。
明日もこの店で同窓会。
連チャンだ。
夜はみゆきさんが料理の腕を振るう。
しらす春巻き
中はしらすと、チーズ、大葉です
手羽元の甘酢煮
普通のマカロニサラダ
ごく普通の!
しかしこのごく普通のマカロニサラダが両親おいしい!おいしい!と。
スーパーで買ってきたかつおのたたき
みゆきさんが台所で料理作っていたら
台所の窓に猫が。。
両親が話すにこの春、我が家の小屋で2匹猫が生まれ
我が家では飼っていないが、このへんに住み着いているらしい。
な、なんと!
猫好きの私にそのような大切な情報をなぜ黙っていた?
人に懐いていて、きっと近所の人がエサを与えているのでしよう。ここは2階。私が暗がりの中、にゃーにゃーと呼ぶと現れました。小屋の屋根と2階のベランダがつながっているので、そこを伝ってあがってきたのでしよう。冷蔵庫のかつおの刺身の残りをみゆきさんにおふくろにばれないように持ってきてもらい。2人でかわいいなあを連発。飼いたいなあも。東京に連れて帰りたいなあも。。。